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2023/02/27 15:00



PCデータのバックアップは機器の故障などの万が一に備えて、ぜひ日頃から行っておきたい作業の一つですよね。

大切なデータを失くさないため。出張先で仕事をするため。

様々な状況下で必要とされるバックアップですが、バックアップ先のメディアは実に豊富で、結局どれを使ったらよいか分からないことも多いのではないでしょうか?

今回は、メディアごとの特徴を紹介していきます。それぞれのメディアの特徴を把握して、安全なデータ保存をしていきましょう!



■各メディアの特徴

▷外付けHHD

現在バックアップにおいて主流となっているのがこちら。容量当たりの単価が安い反面、衝撃や熱に弱く壊れやすいです。寿命は数年程度という商品が多く、長期的なバックアップには注意が必要です。

▷外付けSSD

外付けメディアの中で最もデータの書き込みが早く、物理的に駆動する部品がないためにHDDよりも耐久性に優れています。また、USBメモリサイズまで小型化されている商品も多く発売されており、持ち運びに適したメディアと言えるでしょう。ただ、容量当たりの単価が高かったり、書き込み回数が有限であったりというデメリットも…

寿命も一般的に約5年と言われており、長期的なバックアップには向きません。

▷USBメモリ

小型・軽量で安価なため、気軽に使いやすいのが魅力。容量が小さい商品が多く、少ないデータの保存に適しているメディアです。

長期保存は想定されておらず、寿命は約1、2年ほどです。

▷光学メディア

いわゆるDVD・CD・Blu-rayにも、実はデータのバックアップが可能です。容量当たりの単価も安く、持ち運びもしやすいのが特徴ですが、最新のノートPCには光学ドライブが付いていないものも多く、使用上不便を感じやすい面も多いのが実情です。

一般の光学メディアの耐久性を高めた長期保存用の商品(M-DISC)も発売されていますが、容量がMaxで100GB程度と小さめになっています。

▷クラウドストレージサービス

インターネット経由でデータ保存をすることができるのがクラウドストレージです。定額サービスであることが多く、サーバーやセキュリティ管理はサービスを提供する事業者側が行うため、他のバックアップメディアで懸念点としていた「保存期間」を気にする必要がありません。

また、バックアップはもちろんのこと、ファイル共有や共同編集も行うことができるのもメリットの一つです。



■まとめ

バックアップは元データを保存しているPCのほかに、2種類以上のメディアでデータのバックアップを取っておくと安心です。

リモートワークを導入している企業が多い中で、クラウドストレージが多方面に便利なので選択肢の一つとして挙がることが多いと思いますが、もう1つのバックアップメディアを選ぶ際は、用途に合わせて「耐久性」「保存期間」をよく見極めて選ぶようにしましょう!



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