**困ったら読む**
2023/02/22 15:00
営業先でのプレゼンや説明会、研修などで使う機会も多いプロジェクター。 最近はホームプロジェクターも一般的になり需要も増えてきており、性能の良いものがどんどん販売されています。 今回は、そのたくさんのプロジェクターの中から、ビジネスに最適なプロジェクターの選び方をご紹介していきます! ■プロジェクターを選ぶポイント ▷家庭用とビジネス用の違い 家庭用とビジネス用の最も大きな違いは、「明るさ」です。 ビジネス用プロジェクターは、手元資料などを見ながら比較的明るい部屋で使用することが想定されているため、家庭用の明るさが約1,000ルーメンに設定されているのに対して、ビジネス用は最低でも2,000ルーメン以上と非常に明るくなっています。 また、社外での使用を前提にコンパクト且つ軽量化された機種も販売されているなど、明るさや持ち運びやすさが重視されている反面、家庭用に比べて解像度やコントラストなどの画質にそこまで特化していないというのも特徴の1つです。 ▷使用場所 部屋の明るさや広さごとに適当とされるスペックがあります。 【~20名程度の小・中会議室】 壁近くから投影できる”短焦点モデル”がおすすめです。 短焦点のプロジェクターは、スクリーンまでの距離(焦点距離)が短く、限られた空間においても大画面で投影ができる機種です。 <スペック目安> 明るさ:~3,500ルーメン未満 推奨スクリーンサイズ:~60インチ 【50~100名程度の大会議室】 照明をつけたままでも明るい大画面を投影できるタイプがおすすめです。 <スペック目安> 明るさ:5,000~7,000ルーメン 推奨スクリーンサイズ:80~120インチ 参考までに、100名以上を収容するホール・講堂では、明るさがおおよそ6,000ルーメン以上、画面サイズは120インチ以上が推奨されています。 ▷使用用途 どのような用途で使用するかも機種選びの基準となります。 【プレゼンテーション】 使用場所の広さにより調整も必要ですが、おすすめ機種はおおよそ下記の通り。 <スペック目安> 明るさ:3,000~5,000ルーメン 推奨スクリーンサイズ:100インチ以上 【高画質の映像を映したい】 空間演出としてエントランスなどで映像を流す場合におすすめ機種はこちら。 <スペック目安> 明るさ:5,000ルーメン以上 推奨スクリーンサイズ:100インチ以上 ▷接続方法 ビジネスシーンで使うのであれば、スムーズにセッティングできるものが理想ですよね。 PCとプロジェクターの接続方法はHDMIケーブルを使用することがほとんどですが、中にはWi-FiやBluetoothで接続できるものもあり、ワイヤレスでデータを送ることができてとても便利です。接続のためのケーブルを必要としないので、省スペースにもなります。 ▷補正機能 プロジェクターには、「台形補正」という機能が備わっている機種があります。 台形補正とは、プロジェクター映像の台形歪みを補正してくれる(長方形に調整してくれる)機能のことです。 上に傾けて投影するのであれば「タテ台形補正」、斜め横から投影するのであれば「ヨコ台形補正」。タテ台形補正はデフォルトで付いている機種がほとんどですが、ヨコ台形補正は付いていないことも多いので、お客様先などで使用する可能性がある場合は、ヨコ台形補正の機能があるものをおすすめします。 ■まとめ ビジネスで使用するプロジェクターの選ぶポイント3つ。 ・使用場所 ・使用用途 ・接続端子や補正などの基本機能 プロジェクターは形状やデザインにそれほど差がなく、今必要としている機能を数字ベースで照らし合わせるだけで、用途に合ったモデルを簡単に見つけることができます。 本記事を参考に、最適なプロジェクターを見つけましょう!
3,000ルーメン以上のものを選べば明るい会議室でも視認しやすくなります。