**困ったら読む**
2023/01/08 23:22
前回はスペックからPCを選ぶ方法(10月②URL)をご紹介しましたが、 本記事では、「スペック以前に、そもそもどのメーカーを選んだらいいの?」について、各メーカーの特徴を解説していきます! ■ 法人向けおすすめメーカー PCは様々な国内外のメーカーが販売しており、メーカーごとにそれぞれ特徴があります。 特徴を大きく分けると3つ。 ① サポートがしっかりしていて初心者におすすめのメーカー ② 堅牢性が高くビジネスマンにおすすめのメーカー ③ コスパに優れていてお手頃価格で買えるメーカー これらを参考に、各メーカーの特徴を紹介していきます。 ①ヒューレット・パッカード(HP) アメリカのPCメーカーですが、多くの製品が日本で生産されており、日本語でのサポートにもこだわっているのが大きな特徴。 日本独自の品質確認工程を設けるなど、日本のエンジニアによる技術サポートを実施しているメーカーです。 法人向けでは、小型PCから一体型PCまで個人用と遜色のないラインナップの豊富さも特徴の1つと言えるでしょう。 シンプルながらスタイリッシュなデザインが多く、法人向けかつ、見た目もある程度重視したいという方に人気のメーカーです。 ②デル(Dell) コスパの面で人気のメーカー。 他メーカーに比べて、価格設定が安い製品が数多くあるため、値段重視の方におすすめです。 PCの重さも1.5㎏程度と持ち運びも適しており、機種にもよりますが、製品の多くが画面を開くと、キーボードに適度な傾斜がついておりタイピングがしやすいのが特徴です。 サポートに関しては海外での対応となる場合があるので、サポート面をそれほど気にしないという方であれば、価格の面においてもおすすめのメーカーと言えます。 ③マウスコンピューター 国内生産により、購入時にカスタマイズをしやすいのが特徴となっており、高品質で手頃な価格のPCを販売している日本のメーカーです。 品質の高さと圧倒的なコストパフォーマンスで近年急速にシェアを広げている大手BTOメーカーで、24時間365日対応可能な電話サポートが大きな特徴となっています。 価格帯もミドルクラスからハイスペックまでと幅広く、他メーカーより安価な価格設定が魅力的です。 ④日本電気(NEC) 40年以上も前に国産PCを発売し、現在では国内No.1のシェアを誇る日本の老舗PCメーカー。 法人や官公庁、学校まで様々な分野で利用されており、その品質は折り紙付きです。低価格でスタンダードなPCから高性能のハイエンドPCまでラインナップが豊富で、分かりやすいシンプルな構造が特徴。購入した後のサポートも充実しており、どんな方にもおすすめできるメーカーです。 ⑤富士通(FUJITSU) NECに次ぐ法人向け国内シェアを誇り、CPUの組み込みや最終検査など、重要な工程を国内で行っている日本発の大手PCメーカーです。 法人向けにも多機能なPCを販売しており、国内メーカーの中では比較的価格が安く性能も高い実力派と言えるでしょう。 ⑥パナソニック(Panasonic) ノートPC「レッツノート」で幅広いユーザーからの人気を誇る、法人向けPCに特化した機能性重視の国内大手メーカーです。 価格設定は少し高めですが、仕事における使いやすさを重視した性能の高さや長時間駆動、高い耐久性など多くの強みがあります。 また、高解像度のWebカメラを搭載し、持ち運びに便利な小型で軽量なため、出先での使用はもちろんのことテレワークにもおすすめです。 ⑦アップル(Apple) iPhoneやiPad、Macなど独自性の高い製品を販売するメーカーです。 ブランド力やデザイン性の高さ、操作性の良さが特徴で、PC製品に一般向け・法人向けの区分はありませんが、「Pro」と付いているものは各部品にハイスペックなパーツを採用するなど、プロの要求にも応えられる高い性能を有しています。 スマホにiPhoneを使うユーザーも増える昨今、スマホとPCの互換性に優れてるのも人気の理由と言えます。 ⑧レノボ(Lenovo) 中国に本社を構え、アジア圏を中心にシェアを拡大しているメーカーです。 最大の特徴は、価格に対する性能や耐久性の高さ、強固なセキュリティ。 同性能で比べると、日本のメーカーよりも低価格で購入できるので予算を抑えたいという方におすすめとなっています。 ■ まとめ PCには、同じ価格帯やスペックのものがたくさんありますが、メーカーごとに様々な特徴があるものです。 業務での使用用途(必要スペック)を把握した上で、各メーカーの得意分野も参考にするとPC選びはさらにスムーズになります。 法人向けPCは一度に複数台購入する場合も多く、1つ1つが高価なものですから、必要な性能を見極めて賢く入替えましょう。