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**困ったら読む**

2022/11/17 09:47

学校でも仕事でもPCを使うのが当たり前。

でもいざ自分用にPCを買うとなった時、店頭や通販サイトを見てこう思ったことはありませんか?





PCって高価なものですよね。

だからこそPC選びは失敗したくないもの。


そこで今回は、数あるPCからあなたに合ったPCを選ぶ方法について解説していきます。





PCの商品概要を見ると、

「OS」「CPU(プロセッサ)」「メモリ」「ストレージ」というワードをよく見かけるのではないでしょうか?





この4つを押さえることで、自分にあったPCを簡単に見つけることができるようになります。

では、それぞれどういったものなのか見ていきましょう。



■OSとは

コンピューターは、ものがあるだけでは動きません。

ユーザーからの「やりたいこと」の指示を受け取り、それを処理するプログラムが必要です。そういったプログラムの集まりがソフトウェアです。

OSは、コンピューターが動作するために必要となるソフトウェアなので、基本ソフトウェアとも呼ばれています。


そして、国内に普及しているOSの大部分を占めるのが、Microsoft社の「Windows」とApple社の「Mac OS」。


ITに触れて生活してきた世代は誰しもが知っている名前ですね。

まずはここでどちらにするべきか迷う人も多いと思います。


「Windows」を選ぶメリットは、いろんなメーカーのPCを選べること、また、対応するソフトが多いことと言えます。

「Windows」はApple社以外のほとんどのメーカーのPCに標準搭載されているOSなので、価格帯やデザイン、機能など様々ないろんなメーカーのPCからお気に入りの一台が選べます。安くてコスパの良い初心者向けから、ハイスペックなクリエイターータ向けまでラインナップも豊富です。


これに対し、「MacOS」を選ぶメリットは、高い性能とフラットなデザイン、そしてiPhoneやiPadなどのApple製品と組み合わせて使うことで得られる抜群の利便性です。

データの同期がスムーズなので、場面に応じて端末を使い分けている場合も、ストレスなく非常に便利です。



■CPUとは

CPUはCentral Processing Unitの略で、パソコン上のハードウェアやソフトウェアから受け取る全ての指示を処理する部品のことです。

CPUは、パソコンの頭脳となる部分なので、その性能が高いほど処理するスピードは早くなります。


<CPUの見方(Intel ver.)>

商品概要でよく見る「Intel Core i7-8700/3.70GHz」といった英数字の羅列。これがいわゆる「CPUの型番」です。

この頭が痛くなるような文字列も、分解することでPCの性能が見えてきます。


まず「Intel Core i7-8700/3.70GHz」は「Intel」、「Core」、「i7」、「8700」、「3.70GHz」に分解することができます。


「Intel」はCPUの製造メーカーを表し、大手では他に「AMD」があります。

「Core」はブランド名を表し、「Pentium」や「Celeron」など構造や性能によって分けられています。

「i7」はシリーズ名を表し、他に「i3」「i5」「i9」などがラインナップされています。

「8700」はプロセッサーナンバーと呼ばれ、数字が大きいほど性能が高くなります。

最後に「3.70GHz」はクロック周波数(動作周波数)を表し、電気を「OFF(0)」か「ON(1)」にする速度を示しています。

ちなみに、インテルのCPUは上位モデルから順にCore i9、Core i7、Core i5、Core i3、Pentium、Celeronとなっています。



<CPUと使用目的>

・Celeron

ネットの閲覧をメインとして家庭での使用が目的な人におすすめ。

・Pentium

Celeronの上位版に相当する性能をもっているが、Coreブランドよりも古いCPUなので2022年現在、最新のパソコンにはほとんど搭載されていない。

・Core i3

仕事での利用で、データを多く処理する人におすすめ。

・Core i5

仕事や趣味において、軽めの動画や画像の編集をする機会が多い人におすすめ。

・Core i7

ゲームや重めの処理をする機会が多い人におすすめ。

・Core i9

高解像度の動画編集や高解像度でゲーム配信に最適。PC1台でなんでもやりたい人におすすめ。



■メモリとは

メモリとは、PCが処理を行う際に必要なデータを一時保管しておく記憶容量のこと。

メモリは用途や役割を説明する上で、作業机に例えられることがよくあります。

メモリの容量が大きければ大きいほど机が広く、様々な作業を並行して行うことができます。


パソコン処理のイメージ図

※「https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/pc/sp/organic/202201/」より引用


<用途別の必要なメモリ数>

メモリの種類には、8GB・16GB・32GBの3つがあります。


・8GB

オフィスソフトの使用・インターネット閲覧などPCへの負担が軽い作業向け。


・16GB

ゲーム用PCの基本スペック。ほぼすべてのゲームがサクサク。負担の軽い作業なら並行して作業可能。


・32GB

動画編集などPCへの負担が重い作業向け。4K 60fpsの映像編集も可能。



■ストレージとは

PCの内部ストレージにはHDDとSSDの2種類があり、それぞれに特徴があるため、自分に合った方を選ぶことが重要です。

まず、HDDのメリットは容量あたりの価格が安いため、大容量のストレージが低価格で手に入ります。データの書き込み回数制限もなく、また500GBのストレージ容量であれば、写真なら約8万枚、音楽なら12万曲、動画なら120時間が保存できる容量です。デメリットは処理速度が遅く、動作音が大きい、衝撃に弱い、消費電力が大きいといった点が挙げられます。


一方、SSDのメリットは処理速度が速いことです。また衝撃に強く、動作音も静か、さらに消費電力も低いです。デメリットは容量あたりの価格が高いため、HDD よりも少ない250GB~500GBが主流となっています。また、データの書き込み制限が設けられている為、大容量のデータ書き込みを頻繁に行うのであれば、HDDがおすすめです。



*****



ここまでがPC選びで重要になる4つの項目です。


この4つのほかにも、グラフィックボード、画面サイズ、本体の重さ、解像度、ドライブ、ポートの数など、PC選びをこだわれるポイントはたくさんあります。



PC選びに妥協は必要ありません!

ぜひじっくりPCを探してみてくださいね。

きっと自分にぴったり合うPCが見つかるはずです。


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